忍道 忍術稽古

忍道とは

日本(世界)で初めて体系的に忍術を稽古できる道場です。段位制の稽古課程で、各級・各段に応じた稽古を経て、試験により級段を与える仕組みです。忍道で学べる忍術は、中世に於ける情報収集、諜報活動、工作活動、夜討ち・奇襲戦、等忍び働きを遂行するための術で、基礎鍛錬、身体鍛錬、精神鍛錬、五感法、呼吸法、歩法、刀剣用法、道具用法、手裏剣術、隠遁術、呪術、火術、水術、占星術、自見法、等からなる技・術・精神・哲学を学びます。

忍道の理念

みなさんは忍者や忍術と聞いた時、どんなものを思い浮かべますか。暗闇で戦う忍者や、敵を攻撃する忍術を思い浮かべるのではないでしょうか。忍者・忍術のイメージの多くは、創作作品に影響を受けた誤解の中にあります。

忍術の極意、それは「和」です。その和を実現するために必要なこと、それが忍耐の「忍」となります。

世界に活躍の場が拓けた現代、私達は文化・言語・思想などの違いなどから時に争いを生じさせてしまいます。この争いが起こる所以は、何事もお互いに我慢ができないことから発生するものです。「忍」の精神を身に着けていれば、お互いに少しずつ耐え忍ぶことで、結果的には皆が仲良くすることができます。

各人が身につけることで世界に平和をもたらすもの。これこそが忍びの道「忍道」であると考えています。

忍道の理念は、「忍」を以て「和」を成すこと。争いの絶えない現代にこそ、忍びの精神が必要なのです。

稽古について

忍術を学ぶ通いの稽古です。

【日時・場所】
不定期開催
伊賀流忍者道場
〒600-8422 京都市下京区白楽天町528 三階

【稽古費】
稽古1回2時間 4,000円
※忍道年会費2,000円、入会金不要

【持ち物】
・動きやすい服装
 道具類は全て貸し出すます

【参加資格】
16歳以上の健康な男女

まずはメールにてお問い合わせください

師範 忍道五段 市川伊蔵

幼少より伊賀の山里にて野山を駆け巡り身体能力・感覚を鍛える。
サッカー、野球、陸上(槍投げ)、バスケなど、多種のスポーツを経験。高校よりアート、クリエイティブに傾倒し、クリエイター歴17年。空手道、居合道、忍術など武術歴13年。
煎茶道も学び、また伝統文化・工芸・芸能など日本文化を嗜み、文化ワークショップ、体験なども主催。
忍術稽古、忍者研究、忍者に関わる地域でのフィールドワーク、海外での忍者ワークショップを経て、クリエイター、スポーツ、武術、日本文化、英語のスキルを活かし「伊賀流忍者道場 – NINJA DOJO and STORE」をオープン。忍者文化伝道師となる。
伊賀、ひいては日本の観光産業と忍者文化継承に貢献し、また和の精神、知恵を世界に広め、世界の平和と心豊かな生活に貢献する事を使命とする。